THIRD/SOFT MACHINE

(2000年9月2日)

ソフトマシーンといえば、前期、中期、後期などいろいろな顔を持ち人それぞれのベストアルバムがあるバンドである。自分にとってのソフトマシーンは、ワイアットがいないと少しさびしいので、好きなのは、1,2,3となる。ファーストは、A CERTAIN KINDという大好きな曲があり、
JOY OF A TOYもはいっている。KEVIN AYERSのファーストのJOY OF A TOY CONTINUEDもいい曲である。セカンドの方が完成度が高くて、1曲目のイントロからABCの練習曲や、DEDICATED TO YOU,BUT YOU WEREN'T LISTENINGという名曲もある。
 さて、サードである。MOON IN JUNEというワイアットの最後のヴォーカル曲は、ワイアットの思いついた、流れ出る言葉と、ラトリッジのキーボードのからみが最高である。このごろでたノイゼットというCDはインストだけ、BBCライブはぜんぜん歌詞が違うし、別バージョンがたくさんでている。
 ほかの曲もエルトンディーンのサックスもさえていて、ジャズが少し苦手な自分だが、何か不思議と聞いてしまう。ジャズのようでジャズでない、ロックのようでロックじゃない。結局ソフトマシーンの音楽としか言えない音楽を作り出している。
 ラトリッジ作のBACKWARDSは、とても美しいメロディを持つ、素晴らしい曲である。キャラバンのヴァージョンもとっても好き。
 むかし、LPでこれを見かけたときに、2枚組で4曲!もったいないと買わなかったのをおぼえている。10代で出会っておくアルバムだったかどうかはよくわからない。
 でも、ラトリッジは、ワイアットを嫌いだったのかな?ワイアットは、まだ嫌いなようだけど、ラトリッジのキーボードに合わせることでワイアットのドラミングは上達したともいっている。緊張感が名盤を生んだ例の一つか?
(2000年9月2日)